今回はシジュウナナTシャツをお取り扱いいただいている、羽田空港の国際線第3ターミナルビル5階にある元戦闘機パイロットによるセレクトショップ「HighRate」にやってきた筆者スミレと筆者の従姉妹でシジュウナナデザイナーのアカリ。
そこで(株)HighRate代表・元・航空自衛隊飛行教導群アグレッサー・パイロットの前川宗さんことHachiさんから、アツいお話を伺った。
※飛行教導群(別名アグレッサー)とは…日本最強の飛行教導隊と呼ばれており、F-15戦闘機を運用し、対戦闘機戦闘に係る戦技に関する調査研究と関係部隊の指導を任務とする。つまりすごい。
セレクトショップ・HighRateは「航空自衛隊に触れるきっかけづくり」になればいい、とHachiさんは言った。メイン商品は航空自衛隊関連としているが「活字で航空自衛隊と書かれたアイテムを日常のファッションアイテムとして着るのか?」という疑問から、身につけやすさを考えたアイテムを自身でデザインしたりと挑戦している。さらに航空自衛隊に関係なく、日本土産や東京土産となるポップなデザインのアイテムも取り扱い、気軽に入りやすくなるようなお店づくりにも取り組んでいるそうだ。
コロナ禍で羽田空港にHighRateをオープンし、金土日の曜日を決めて営業。Live配信を行い独自で『オンライン航空祭』などを開催し、メッセージを発信し続けたという。そしてコロナが収束化した今、日本人の戦闘機ファンや多くの海外の旅行者で毎日お店は賑わっている。
Hachiさんは、どうしてシジュウナナTシャツを選んだのだろうか?その答えは「デザインと実物のインパクト」だった。見た途端ビビッときたそうで、Hachiさんのお気に入りはTOKYOシリーズの渋谷モデルだという。お店にくる海外の旅行者は、季節関係なくTシャツを購入するそう。航空自衛隊以外のものもあると、来るお客さんの幅も広がるようで、日本ぽさが良いとシジュウナナTシャツは評判がいいそうだ。
お店のこと以外にも、YouTubeでは「【空の架け橋】〜チャンネルHachi8〜」というチャンネルで戦闘機や飛行機について発信し続け(登録者数は5万人以上!)、講演やセミナーもおこなったりと活躍されているHachiさん。
自身の二冊目となる本『元イーグルドライバーが語る F‐15戦闘機 操縦席のリアル』が発売されたそう!店頭およびオンライン販売もされているので、気になる方はチェックしてみては。
『元イーグルドライバーが語る F‐15戦闘機 操縦席のリアル』前川 宗 著
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後編では、Hachiさんの戦闘機パイロット時代と今に至るまでの経緯を伺っていく。
編集後記
前川 宗 (マエカワ ソウ)
(株)HighRate代表。元・航空自衛隊飛行教導群アグレッサー・パイロット。TACネーム「Hachi」。1981年、愛知県生まれ。1999年、航空自衛隊「航空学生」に入隊。F-15戦闘機パイロットとして15年間飛行。現在は講演やセミナーなどを全国で行う。
ビジュアル制作会社にカメラマン兼オウンドメディア運用担当として勤務後、クックパッド株式会社にてカメラマン兼ライターとオウンドメディア運用を担当。現在、独立しビジュアル撮影をメインに活動中。
絵描きの祖父と衣装デザイナーの祖母の影響で幼少期から絵とファッションへの憧れを抱く。その後某服飾専門学校でデザインを学び首席で卒業。ファッションデザイナーの経験を得て、現在はイラストレーター、グラフィックデザイナーと、ファッション性を落とし込んだ幅広いデザイン領域で活動中。